皆さんはどのような点を意識して腕時計を選びますか?
「デザイン」「価格」「サイズ」「機能性」など様々なポイントがありますが、最も重要視されるのがやはり「デザイン」です。
デザインの中でも好みが分かれますが、近年ではミニマリストが増えており、シンプルなデザインが特に好まれている傾向があります。
腕時計の中でも同様にシンプルで高級感のある腕時計の重要が高くなっていますが、高見え腕時計の中で大の時計好きの筆者が注目をしたブランドが「Nordgreen(ノードグリーン)」です。
以前から気になっていたNordgreen(ノードグリーン)のPioneer(パイオニア)がついに届きましたので、どのような魅力があるのか手に入れた感想・実機レビューをしていきます。
・Nordgreen Pioneerの基本情報
・ケース・ベルト・ガラス・ムーブメントの実機レビュー
・他のブランド腕時計との比較一覧
・当メディア限定の割引クーポン情報
Nordgreen(ノードグリーン)とは?
まず先にNordgreen(ノードグリーン)についてご紹介すると、Nordgreen(ノードグリーン)はデンマーク生まれのブランドで、2017年に創設しています。
名前の由来はNord(北欧)Green(自然)から来ており、自然・環境を大切にしながら仕事やプライベートも大切にしていくという北欧の人々の思考・ライフスタイルに沿って生み出されたブランドです。
腕時計に対してこだわりがあるだけでなく、環境も大切にしているブランドでもあるため、世界各国から「地球に優しいブランド」としても支持されています。
日本では海外と比べるとやや環境に対する意識は低い傾向がありますが、Nordgreen(ノードグリーン)の腕時計が日本人と相性がいいシンプル美を極めている洗練された腕時計という点から日本でも飛ぶ鳥を落とす勢いで人気が高まっている状態です。
実際に日本でも愛用者が急増しており、見た目の良い腕時計なのでSNS映えするという点もあってたくさんの素敵な着用写真が挙がっています。
Nordgreen(ノードグリーン)の腕時計を着けてみた結果は?
冒頭でも触れたように、Nordgreen(ノードグリーン)のPioneerが届いたのですが、身に着けた感想を率直に書くと「良い意味で期待を裏切る腕時計」です。
というのも、先に価格をご紹介するとNordgreen(ノードグリーン)のPioneerは3万円で購入することができます。
3万円台の価格帯だとカジュアルウォッチに分類されるため、それなりだと考える人も多いのではないでしょうか。
しかしNordgreen(ノードグリーン)のPioneerは価格帯を言わなければ5万円や7万円以上に感じる腕時計です。
特に筆者が気に入っているのが品質の良さです。(デザイン面は自分が好きなものを選んでいるので当然大好きです)
各素材ごとの魅力は後述でも詳しく解説しますが、色々な腕時計を見てきた中でも最近の腕時計はここまで品質が良くなっているのかと驚かされるようなクォリティになります。
さらに普段使い用の腕時計が欲しかったので、レザーベルトを選びましたが、筆者の期待をいい意味で大きく裏切ってくれたのがこのレザーベルトの「着け心地」です。
レザーベルトでも使いこむと柔らかくなってフィットするタイプがほとんどですが、Nordgreenのヴィーガンレザーは最初からしなやかなので、しっかりと手にフィットします。
筆者は腕回りが15cm程度と細く、レザーベルトでもサイズが少しでも合わないとズレてしまい、正直皮がむけたりと痛い思いをして敬遠していました。
しかし、Nordgreenのヴィーガンレザーは非常に柔らかい素材(触り心地もかなり良い)なので、ズレても痛くならない上に手にフィットするため、実用性が抜群だと実感しました。
感想をまとめるとNordgreenのPioneer(パイオニア)は素材の良さ・着け心地・おしゃれなデザインと3拍子揃った腕時計です。
筆者が見てきた腕時計の中でも大切な人へのプレゼントで腕時計を贈りたい場合におすすめできるブランド・腕時計だと断言できます。
特に男性にはヴィーガンレザーのブラウンがおすすめで、程よい色合いはブラウンのブーツやシューズと合わせても統一感のあるおしゃれな印象を作ることができます。
ちなみに余談ではあるのですが、妻と私は誕生月(11月)が同じで、セイコーやシチズンのペアウォッチにしようと話し合っていましたが、時計の購入を反対勢でもある妻からも好評の声をいただき、お互いの誕生日プレゼントとしてNordgreenのペアウォッチを購入予定です。
NordgreenではPioneer(パイオニア)以外にも種類が豊富なので、やや先の話にはなりますが、またこちら購入しましたら実機レビューを紹介します。
Nordgreen(ノードグリーン)の腕時計情報
次は今回手元に届いた腕時計の基本情報についてご紹介します。
他の腕時計にもPioneer(パイオニア)腕時計に対する基本情報になるので、参考にしてください。
Pioneer | ネイビー ダイヤル – ブラウン ヴィーガンレザー
今回私がレビューしているNordgreenの「Pioneer(パイオニア)」はネイビー ダイヤルとブラウンヴィーガンレザーの組み合わせになります。
Nordgreenで腕時計を購入する時はシリーズを選ぶことができるだけでなく、ケースカラーやベルトの素材の選択が可能です。
自分好みの1本に出会うことができるという点からも以前から気になっていたブランドでしたが、クロノグラフモデルがあるという点が気になってPioneer(パイオニア)を選んでいます。
実際にPioneer(パイオニア)シリーズはNordgreen(ノードグリーン)の中でも高い人気を誇り、公式の担当者に聞いても在庫数が残りわずかになるほど人気に火が付いているモデルと回答が来ています。
公式担当者なので、当然人気があるとは言うと思いますが、実際に担当者の言葉も納得できる高品質な腕時計です。
下記は今回の腕時計の基本情報です。
サイズ(縦×横・幅) | 42×42×11.9mm |
ケース素材 | 316L ステンレス鋼 |
ガラス素材 | ドーム型サファイアクリスタル |
ベルト素材 | ヴィーガンレザー |
駆動方式 | クォーツ(電池式) |
ストラップの長さ | 16.5cm – 21.5cm |
耐水性能 | 5気圧防水 |
主な機能 | ・日付表示機能 ・クロノグラフ |
Nordgreen(ノードグリーン) Pioneerの実機レビュー
次は実際にNordgreen(ノードグリーン) Pioneerを細かくレビューしていきます。
なぜNordgreen(ノードグリーン) Pioneerを選んだのか・どこに惹かれたのかを具体的に解説していますので、普段使い用の腕時計の購入を検討している人は参考にしてください。
Nordgreen(ノードグリーン) Pioneerのデザイン性は?
筆者がPioneer(パイオニア)を選ぶきっかけともなったのが「クロノグラフ搭載モデルでレッドドットアワード」に受賞しているという点です。
日本ではあまり馴染みがない「レッドドットアワード」ですが、デザイン界ではかなり注目されており、世界60ヶ国以上もの国から様々な製品が集結し、デザイン性・機能性・エコロジー・耐久性をはじめとした9科目から優れた逸品が選定されます。
レッドドットアワード賞に参加する製品数はおよそ7,000品以上にも渡り、9つの基準をクリアしたわずかな製品だけがレッドドットアワード賞を受賞できます。
Nordgreen(ノードグリーン)のPioneer(パイオニア)は2019年にリリースされたモデルですが、わずか1年でレッドドットアワード賞2020の製品に選ばれたのです。
さらにNordgreenのチーフデザイナーでもある「ヤコブ・ワグナーさん」はレッドドットアワード賞の4回目の受賞になるため、デザインが優れているのも頷けます。
写真:Nordgreenチーフデザイナー「ヤコブ・ワグナー氏」
特に筆者がデザインにおいて気に入っているのはクロノグラフ針と北欧らしい落ち着きのあるシンプルな文字盤です。
というのも、クロノグラフモデルはクロノグラフカウンターがスポーティーでかっこいいのですが、見た目にインパクトがある分目立つため、使用シーンも選びます。
しかしNordgreen(ノードグリーン)のPioneerはシンプルなデザインなので、仕事や普段の生活・フォーマルシーンでも違和感なく身に着けることができます。
いっけん、シンプルだからクロノグラフが使いにくいのではないかと考える人も多いかもしれませんが、Pioneerは秒針が3時の位置にあり、クロノグラフと見間違いが起きません。
さらにクロノグラフ針の秒針・分針の先には赤色にデザインされているため、クロノグラフ機能の視認性にも優れています。
筆者は特にPioneerのクロノグラフ針の赤色デザインのような「さり気ないアクセントデザイン」が施された腕時計が好きなのですが、調べたところ、この秒針のさり気ないデザインにも意味が込められていました。
というのも、Pioneerのクロノグラフ針の秒針・分針はデンマークの風力発電でも使われている「風車」をイメージしたデザインで、Nordgreenによって、デンマークが環境先進国であることを表していたのです。
クロノグラフの視認性を高めながらこのような自国を大切にする点からもNordgreenのチーフデザイナー「ヤコブ・ワグナーさん」のこだわりがすごく伝わってきます。
デザイン性においてたくさん語りましたが、デザイン面だけで感想をまとめると「非常に良い」です。
NordgreenのPioneerはシンプルで多くのシーンで身に着けることができるため、ミニマルデザインが流行になっている勢いと合わさってこれからさらに評価される・人気に火が付く腕時計ではないでしょうか。
筆者のコレクションの中でも大切に使っていきたい一本です。
Nordgreen(ノードグリーン) Pioneerのケースは?
Nordgreen(ノードグリーン) Pioneerのケースは「316L ステンレス」が素材として採用されています。
316Lステンレスは通称「サージカルステンレス」と呼ばれ、JIS規格(日本産業規格)で表記したものになります。
一般的なステンレスと比べて316Lステンレスは耐食性に優れており、高級腕時計にも採用されていることが多いです。
錆びにくく耐傷性にも優れているステンレスでもあるため、多くのシーンで活躍します。
特に個人的に嬉しい点では不導体皮膜を纏っている素材なので、金属アレルギー持ちに反応しにくいです。
一般の安い腕時計を着けているとどうしても腕がかゆくなってしまうのですが、NordgreenのPioneerでは今のところある程度の時間を着けてもかゆくなりません。
もちろんアレルギー性反応は人によって症状が変わるので、必ず大丈夫と断言はできませんが、ステンレス製の腕時計で痒くなったことがあるという人にはおすすめです。
ちなみに今回は個人的に好きなピンクゴールドカラーを選びましたが、Nordgreen(ノードグリーン) のPioneerではケースカラーを「シルバー」や「ガンメタル」カラーを選ぶことができます。
Nordgreen(ノードグリーン) Pioneerのベルトは?
Nordgreen(ノードグリーン) Pioneerの腕時計は今回はヴィーガンレザーを選びました。
他にもナイロンベルトや3連リンクブレス・ラバーやクロコダイルレザーなどから選ぶことができるため、自分の好みに選びやすいという点はかなり良いのではないでしょうか。
なぜ今回ヴィーガンレザーを選んだのかというと、日本ではやはり珍しいという点が大きいです。
ヴィーガンレザーは日本では出回っていることが少なく、ヴィーガンレザーと書いていても合皮である場合も少なくありません。
ヴィーガンレザーとは「動物性の材料を使用せず、レザーのような艶と光沢を出せるように加工した製品」になります。
動物の皮を使っていないということで、海外では道徳・動物保護観点から見ても素晴らしい素材として注目を集めています。
海外と比べると日本はまだまだ動物保護・環境保護に関する意識が低いため、海外と日本でのヴィーガンレザーに対する温度差があるのもうなずけるのではないでしょうか。
ヴィーガンレザーの魅力は何と言ってもレザーのような艶やかさと軽さ・水や汚れに強いという点が挙げられます。
本革のような見た目を維持しながらかなり軽いため、長時間着けていても疲れません。
特に冒頭の感想でも触れましたが、ヴィーガンレザーはしなやかな素材なので、しっかりと手にフィットします。
水や汚れにも強いため、手入れは水を含ませて少し温めたタオルで拭きとるだけで大丈夫です。
ただし、本革と同様に色落ち・色写りをする場合があるため、雨などで濡れてしまった場合は風通しが良い場所で陰干しをしてから手入れをしましょう。
ちなみに筆者の腕回りは15cm程度で、ベルトの長さ16.5cm – 21.5cm・幅20mmです。
ベルトはイージーレバー式が採用されており、女性であっても簡単にベルトの交換ができます。
Nordgreen(ノードグリーン)でも交換用のベルトが販売されているため、気分に合わせてベルトを替えて楽しみたいという人にもおすすめです。
Nordgreen(ノードグリーン) Pioneerのガラスは?
Nordgreen(ノードグリーン) Pioneerのガラスはドーム型サファイアガラスが採用されています。
近年では徐々にサファイアガラスが採用されつつありますが、ミネラルガラスやプラスチックガラスと比べてよりクリアな視界と高級感が魅力的です。
ただ、サファイアガラスは視認性に優れているものの、素材が高価なためにどうしてもコストがかかってしまいがちで、サファイアガラスが採用されている腕時計は高額になっているモデルがほとんどなのが現状です。
しかし、Nordgreen(ノードグリーン) Pioneerでは高級腕時計に採用されることが多いサファイアガラスが素材に選ばれているため、同じ価格帯の腕時計と見比べても高級感は群を抜いています。
「デンマークの一流デザイナーが手掛けている」「316Lステンレスの採用」「しなやかで装着感に優れたヴィーガンレザー」「高級腕時計に採用されるサファイアガラス」と素材だけを見ても赤字覚悟の腕時計なのかと思ってしまうぐらいの高品質な腕時計です。
Nordgreen(ノードグリーン) Pioneerのムーブメントや機能面は?
多くの時計好きが気になるムーブメントや性能面ですが、Nordgreen(ノードグリーン) のPioneerは日本製ムーブメントが採用されています。
公式に確認したところ日本が誇るムーブメント「MIYOTA クォーツ」が搭載されていると回答が来ました。
時計業界の中でも有名な「MIYOTAムーブメント」という点を考えると品質としては申し分ありません。
特に筆者がMIYOTAムーブメントと聞いて嬉しいと感じたのが精度・品質ももちろんですが、購入後のランニングコストです。
というのも、クォーツ腕時計は長く使っていくためにも電池交換が必要になります。
スイス製のムーブメントも魅力的ですが、スイス製ムーブメントは日本ではコストがかかるため、電池交換を依頼しても他の腕時計と比べて高額になるケースがほとんどです。
しかしNordgreenのPioneerではMIYOTAムーブメントなので、電池交換費がリーズナブルな上に、対応してもらえる時計店が多いため、腕時計としても維持がしやすい点が素敵に感じました。
機能性面においては日付表示機能とクロノグラフ機能が搭載されています。
クロノグラフをはじめ、圧倒的な精度を誇るというわけではありませんが、普段使い用という点を考えると十分です。
ただし、気を付けていただきたいのが防水性能です。
というのも、Pioneerの防水性能は5気圧防水になり、突然の雨や汗で濡れてしまう程度であれば問題がありません。
日常生活上では大した問題にはなりませんが、水仕事など水に浸かってしまう場合は故障の原因に繋がるため、極力水場での使用は避けるのが好ましいです。
他のブランド腕時計と比較をしてみた!
次はNordgreen(ノードグリーン) のPioneerと他のブランド腕時計の比較についてです。
個人的に好みのカラーリングという点もありましたが、他のブランド腕時計を探してもネイビー文字盤にピンクゴールドケース・レザーベルトはかなり少ないです。
他にブランド腕時計で該当するネイビー文字盤&ピンクゴールドケースの組み合わせの腕時計では下記が挙げられます。
Nordgreen Pioneerと同じピンクゴールドケースでネイビー文字盤という組み合わせはかなり珍しく、上記のモデルが代表として挙げられます。
Nordgreen Pioneerと最も似ているモデルではABOUT VINTAGEが挙げられますが、機械式とクォーツ式というムーブメントの差があっても価格帯に大きな差があります。
Nordgreen PioneerとABOUT VINTAGEはどちらも316Lステンレスケースである上に、サファイアガラスです。
他はラコステ以外6万円台や26万円台や150万円台とかなり高額なモデルになります。
「錆びにくく耐傷性にも優れている316Lステンレス」「本革のような艶やかな見た目で環境に優しいヴィーガンレザー」「日本製クォーツ」が採用されているという点だけをとってもNordgreen Pioneerはかなりリーズナブルな腕時計といえるのではないでしょうか。
実機レビューまとめ
Nordgreen Pioneerの実機レビューに改めて簡単にまとめると「Nordgreenの魅力が本領発揮するのは素材の良さ」といえるのではないでしょうか。
316Lステンレス・サファイアガラス・ヴィーガンレザーを他のブランドで採用すると比較一覧表でもご紹介したように確実にNordgreen以上の価格になることが考えられます。
Nordgreenの腕時計は普段使い用のファッションウォッチが欲しいという人やカスタマイズができるコストパフォーマンスに優れた腕時計が欲しいという人におすすめです。
Nordgreen(ノードグリーン)は日本でも着々と人気に火が付いており、シンプルなデザインが多くの人を魅了しています。特に2020年の12月には女優として知られる「小雪さん」がアンバサダーに就任しているブランドです。Nor[…]
WristWatchsMedia限定割引クーポンコードも登場!
Nordgreenの公式より当メディア「WristWatchsMedia」の限定割引クーポンコードを配信してもらえました。
公式様ありがとうございます。
割引クーポンの内容は全商品(メーカー再生品を省く)が15%OFFになる大盤振る舞いの割引クーポンです。
クーポンコードは当メディアの名前「WWM」になります。
特にすごいところがこちらのクーポンコード期限がありません!
当メディアでもこれからもNordgreen(ノードグリーン)の紹介をさせていただきますが、少しでも良いなと感じて購入する場合はWWMのクーポンコードを利用してお得に購入してください。
Nordgreen(ノードグリーン) Pioneerはコスパに優れている
今回はNordgreen(ノードグリーン) のPioneerについての実機レビューについてご紹介しましたが、素材やデザイン性などを考えるとかなりコストパフォーマンスに優れているという印象です。
筆者は特にヴィーガンレザーの着け心地にハマっています。
自由に自分好みにカスタマイズをしていくこともできますので、普段使い用の腕時計を考えている人はぜひNordgreen(ノードグリーン) の腕時計をチェックしてみてください。