時計の魅力に惹かれるタイミングは人それぞれですが、時計が好きになってくると様々なことを吸収していきたいという知識欲が湧きだす人が多いのではないでしょうか。
しかし時計と一言でいっても様々なブランドが存在する上に、時計愛好家に直接質問するのは抵抗があるという人も少なくありません。
今回は時計が好きになり始めた人が疑問に感じやすいポイントを時計愛好家達からアンケート形式で回答してもらっていますので、時計事情や時計愛好家達の状況を知りたい人は参考にしてください。
回答いただきました時計愛好家の方々はお礼申し上げます。
質問①クロノグラフモデルでクロノグラフ機能を使ったことがありますか?
時計にハマり始めると多くの人がクロノグラフに魅了されることが多いです。
コレクションの一つとしてクロノグラフモデルは持っておきたいデザインですが、実際にクロノグラフ機能(ストップウォッチ機能)を使ったことがあるのか気になるという声もあります。
62人から調査したところ、クロノグラフ機能を使ったことがあると答えたのが60%です。
約10人に6人は使ったことがあるものの、10人に4人はクロノグラフモデルであってもストップウォッチ機能は使っていないという結果が出ました。
必ずしも全ての機能を使わないといけないのかと悩む人もいますが、クロノグラフカウンターのスポーティーなデザインに惹かれて購入する人も多いので、機能を使う予定がなくても購入をおすすめします。
クロノグラフモデルを持っている人に質問です!
これから少しずつアンケートをしていきますのでぜひ気軽に答えていただけると助かります口を開けて笑っている顔
クロノグラフ機能を使ったことがありますか?— 黄昏 (@WristWatchMedia) January 22, 2021
質問②腕時計選びで最も重要視するポイントは?
腕時計を選ぶときは他の人はどこを意識して選んでいるのかというのも疑問に抱きやすいポイントです。
デザインだけでなく価格帯や機能性・サイズもかなり重要ですが、あえて選ぶとしたらデザインが気に入ったものを選びたいと考える人がほとんどになります。
アンケート枠に入れることはできませんでしたが、ブランドという応える方もいたほどで、「ブランド」「デザイン」「価格」「機能性」「サイズ」の5つのポイントはバランスが大切といっても過言ではありません。
デザインに一目惚れをして衝動買いをする人が多いのも頷けます。
腕時計を購入する時に最も重視するポイントはどこですか?
— 黄昏 (@WristWatchMedia) January 28, 2021
質問③時計に興味が出たのはいくつから?
時計に興味を持つタイミングは人それぞれですが、時計に興味を持つ年齢は20代から30代が多いです。
特に20代が多いことがグラフからわかりますが、20代の中には枠になかった10代からハマったという声も挙がっています。
時計の世界にハマると自動巻きや手巻きの機械式腕時計にハマることがほとんどですが、10代の時に持っていたソーラー電波やクォーツから時計の良さに気付いて次第にハマる人もいます。
時計にハマるきっかけは人それぞれですが、年齢層問わず時計を趣味として持つことができる素晴らしい世界です。
みなさんが時計に興味が出た・好きになったのはいくつから?
— 黄昏 (@WristWatchMedia) January 30, 2021
質問④腕時計は何本持っていますか?
時計にハマった人が特に気になりがちなポイントが「時計愛好家は何本ぐらい持っているのか」という点です。
時計愛好家でも人によって所有本数が異なりますが、130人に聞いたところ5本以上と答えた人が半分以上を占めています。
特に10本以上の回答が多く、2番目に多い5本から9本でも10本以上の予備軍にいる人がほとんどです。
時計は1本あれば十分毎日使うことができますが、何本持っていても楽しめる趣味といっても過言ではありません。
時計を複数本持っているとシーンやファッションコーデ・気分に合わせて替えて楽しむこともできるため、所有本数を気にすることなく好きなデザイン・腕時計が出た場合はぜひチェックしましょう。
時計を持っている本数分、時計好きの人との間で会話が弾むという点も魅力として挙げられます。
腕時計は何本持っていますか?
— 黄昏 (@WristWatchMedia) February 2, 2021
質問⑤好きな文字盤デザインは?
以前まではクラシカルな2針・3針モデルがベースでしたが、近年ではデザインにこだわったムーンフェイズやクロノグラフ・オープンハートモデルなども登場しています。
文字盤や機能の好みも変わりますが、時計愛好家の間では1周~2周以上回ってクラシック&シンプルな2針・3針モデルが好きと答える人が多いです。
85人に聞いたところ10人中7人が2針・3針のシンプルデザインが好きと答えています。
シンプルだからこそ文字盤やインデックス・針の美しさが際立ち、多くのシーンで使えるという魅力もあります。
ブランドや使用シーンによって変わるかと思いますが、一つ選ぶとしたら好きな文字盤デザインはどれですか?
枠がないのでトゥールビヨンやスモールセコンド・レトログラードは外しています🙇♂️
— 黄昏 (@WristWatchMedia) February 4, 2021
質問⑥電池交換を自分で行ったことある?
さらに時計初心者の人が疑問を抱きがちなのがクォーツモデルの電池交換です。
ネット上では電池交換のやり方紹介など多くの情報が出回っていますが、29人に聞いたところ電池交換は自分自身でするという人は10人中4人でやや少ないです。
自分で挑戦しても電池交換自体は可能ですが、電池交換をしたタイミングで時計に傷がついてしまったり、パッキンが外れて防水性能がなくなってしまったりするケースも多いため、なるべく時計店で依頼をするのがおすすめになります。
クォーツ式腕時計では自分自身で電池交換に挑戦したことがありますか?
— 黄昏 (@WristWatchMedia) February 8, 2021
質問⑦腕時計の手入れの頻度は実際どのくらい?
電池交換とともに腕時計の手入れ事情が気になる人も多いのではないでしょうか。
愛機の手入れ状況などはあまり時計愛好家同士の間でも話さない話題ですが、43人に聞いたところ週に1回以上手入れをしているという声が一番多い結果になりました。
特にコメントを頂いた方では毎日時計を身に着けた後、アルコールなどで簡単な拭き掃除を行ってからしまっていると答えてくれた人も多いです。
もちろんメタルブレスとレザーベルトでは手入れのできる範囲が異なる上に、忙しくてできないという人も多いですが、美しい状態を長く維持し続けるためにも月に1回や2ヶ月に1回は拭き掃除などの手入れを行ってあげるようにしましょう。
本格的な手入れは月に1回~2回程度で大丈夫なので、毎日身に着けた後に2分~3分程度拭きとってあげるだけで手についたほこりや油脂などを取り除けるため、数分だけ毎日時間の確保をしてあげるのもおすすめです。
手入れの内容によってやや変わりますが・・・腕時計の手入れはどのくらいの頻度で行っていますか?
— 黄昏 (@WristWatchMedia) February 11, 2021
質問⑧店員の案内は必要?自分でじっくりと決めたい?
時計店に入るとお店の対応によって変わります。
72人にお店に入ったとの希望する対応を聞いたところ、70%の人が自分自身でじっくりと選びたいと回答しています。
自分の好みに合う腕時計を探している時間もまた一興で、邪魔されたくないという気持ちや自分で運命の1本を見つけたいという人が多いです。
店員に話しかけて欲しいと答えている人は約2割になるため、店員の話を聞きたい場合は「話を聞きたいオーラ」を出しましょう。
じっくり見た後に店員の話を聞きたいという人も多いので、満足するまで腕時計を眺めてから店員に話を振って見解を広めていくのもおすすめです。
聞きづらかったりするのかな?
時計店に入った後は・・・?— 黄昏 (@WristWatchMedia) February 13, 2021
質問⑨好みのベルトは?
腕時計の文字盤やケースのデザインに目が行きがちですが、腕時計はベルトもこだわりたいという人も多いです。
51人の時計愛好家に好みのベルトを聞いたところ、メタルブレスが圧倒的に多い結果になりました。
コメントを頂いた方の意見が特に的確だったので紹介すると、メタルベルトはカジュアルシーンからビジネス・フォーマルまでシーン問わず使えるオールラウンダーという点からも人気があるのも頷けるという点は納得できます。
さらにメタルブレスは他の素材と比べて劣化がしにくく、資産価値としても評価できるという点も的確なコメントでした。
レザーはメタルよりも軽いため使いやすい上におしゃれな印象を作りやすく、NATOは夏に快適で速乾性に優れている、ラバーは軽くて着け心地が良いとそれぞれ的確な意見が挙がっています。
ベルトも様々なブランドや素材が存在し、ベルトだけでも十分腕時計の雰囲気を変えることができますので、ぜひ皆さんもベルトに注目もしてみてください。
腕時計のデザインや使用シーンによって変わりますが、強いて挙げると好みのベルトは?
— 黄昏 (@WristWatchMedia) February 15, 2021
質問⑩初めての機械式腕時計を選ぶとしたら?
初めての機械式腕時計を購入するタイミングは10代や20代の間が多いですが、8万円~15万円内で購入できるブランドで考えたところ、初めて機械式腕時計を購入する場合におすすめのブランドが「オリエントスター」が1番に輝きました。
セイコープレザージュが続くものの、残りのハミルトンやティソも接戦で、どのブランドも人気があります。
「オリエントスター」は攻めの姿勢でこだわりぬいて作られた機械式腕時計
「セイコープレザージュ」は日本の伝統工芸技術や美しいデザイン・素材を楽しめる機械式腕時計
「ティソ」は80時間パワーリザーブやビジネスからフォーマルまで活躍するクラシックモデルが中心
「ハミルトン」はスイス製腕時計の品質の高さを楽しめる
各ブランドごとに上記のような魅力を楽しむことができます。
中でもコストパフォーマンスに優れていてデザインが良いことでオリエントスターが人気なので、初めての機械式腕時計の購入を検討している人はオリエントスターからチェックしてみましょう。
初めて機械式腕時計を購入する場合のおすすめブランド・モデルは?
— 黄昏 (@WristWatchMedia) February 16, 2021
腕時計はさまざまな駆動方式が存在しますが、クォーツ式にするか機械式にするか迷うという人も多いです。さらに近年ではソーラー式腕時計やGPS搭載モデル・ウェアブル端末腕時計なども登場し、バリエーションが増えています。どの駆動方式もそれぞ[…]
時計の情報収集をしながら楽しもう!
時計の世界は奥が深く、時計愛好家の人に話を聞いても様々な意見・見解をもらうことができます。
特に時計好きの人は親切な人が多く、色々な情報を教えてくれます。
親切丁寧に話してくれる人が多いため、気になる情報がある場合はぜひ色々な人に聞いてみてください。
アンケートに答えてくださった方は重ねてお礼申し上げます。
今後ともよろしくお願いいたします。